2022年度 第5回常務理事会 会議録
日時 | 2023年2月21日(火) 13時55分~16時00分 |
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会場 | 神奈川県生活協同組合連合会 会議室 |
出席 | 出席理事 常務理事会定数9名中7名出席 |
(出席理事) 代表理事会長 當具 伸一 代表理事専務 庭野 文雄 常務理事 澁谷 光広 常務理事 野村 晃一 常務理事 疋田 良幸 常務理事 水谷 清一 常務理事 郷野智砂子 常務理事 郷野智砂子 (郷野智砂子常務理事は自宅よりテレビ会議によって出席) (欠席理事) 議長:常務理事 水谷 清一 |
13時55分、佐々木陽子事務局次長より出席状況について、実参加6名、テレビ会議参加1名と、欠席2名が報告され、水谷清一常務理事を議長に選任した。議長が開会を宣し議事を進行した。
當具伸一代表理事会長より、連日報道されているトルコ・シリア国境付近で起きた大規模地震の件に触れ、国際的な支援が緊急課題であることや県連としての募金については各会員生協の取組を周知すると述べられた。日本では、3月にはマスクの着用が個人にゆだねられ、5月には感染法上の分類が2類から5類に移行することに触れ、今後消費者の生活や意識の変化に伴い事業も活動も機敏に対応し、県連と生協同士で経験交流を持ちながらよりよく発展してかなければならないと、挨拶された。
議事録
1.神奈川県生協連2022年度第5回理事会議事録
[審議事項]
1.2023年度の役員報酬委員会答申(案)について
澁谷委員長より提案がされた。提案は全会一致で確認され、第6回理事会の議決事項とすることとした。
2.神奈川県生協連2023年度予算(案)について
庭野文雄代表理事専務より提案がされた。議長が意見を求めたところ、野村晃一常務理事より昨今の情勢から各生協の経営はかなり厳しい状況であるため、会費の率を下げるといった検討はできないかとの意見が出された。當具伸一代表理事会長より県連として現在の積立金がすべて必要かどうか、一定の剰余があれば積立を増やす必要はないが、2024年の予算組にむけて考え方を整理しチームを組んで答申をいただき確認した方がよいと回答された。庭野文雄代表理事専務より、都県連でもそれぞれ考え方、やり方は異なりベースになるものがないため、検討すべきと考えている。神奈川県連では割り戻しの規定があるため、事務局ベースで今後規定変更も含めて着手することが必要。半年をかけて2023年度決算・予算のところで一定程度連動できるようなスピード感で進めたい。理事会で報告し次年度に引き継ぐこととしたいと回答がされた。
提案は全会一致で確認され、第6回理事会の協議事項とすることとした。
[協議事項]
1.2022年度活動のまとめと次年度方針(一次案)について
代表理事専務庭野文雄より提案がされた。議長が意見を求めたところ、當具伸一代表理事会長より(3)(株)グリーンピアの活動についてコロナ禍での状況や現在の原料価格高騰による影響などの具体的な追記を、(4)ユニセフ活動について募金の金額が現在1億5千万円を超えたと聞いているため修正した方がよいと意見が出された。庭野文雄代表理事専務よりこの2点については確認し追記、修正すると回答がされた。
2.2024年度予算に向けた県政要望(一次案)について
庭野文雄代表理事専務より提案がされた。議長が意見を求めたところ、郷野智砂子常務理事より3.地域共生社会づくりについて、性的マイノリティの方などに対して県にはトイレだけではなく当事者の悩みごとや意見を聞いて反映してほしいと提案された。當具伸一代表理事会長より2.安心して暮らせる地域社会について、各地のフードバンクでは人手、倉庫、運搬費用等で苦慮している。県から国に対してフードバンクへの制度的支援、また備蓄米の取り扱いについても県から国に対しての要望をお願いすることを提案した。また、子育て支援の側面から高等教育まで無償化するなど盛り込んでもらいたいとの提案がされた。疋田良幸常務理事より、大学生に対して低価格の食支援についての記述が提案された。野村晃一常務理事より、奨学金は留学生も対象になっているかとの質問が出された。郷野智砂子常務理事より奨学金の利息の改善など学生に対して国からの補助の要望を県からお願いしてほしいことを提案された。澁谷光広常務理事より脱炭素に向けての実効性のある施策の提示と現時点での到達状況を明らかにしてほしいとの提案が出された。水谷清一常務理事からは、2024年は医療保険の診療報酬、介護保険の介護報酬、障害福祉サービスの報酬のトリプル改定となることから、介護事業所が成り立つような診療報酬への要望を提案された。また性的マイノリティについては互いの理解を高めるために、県としても啓蒙活動を積極的に進めてほしいとの提案がされた。庭野文雄代表理事専務より奨学金については給付型を増やす、利率を下げるなどの独自の施策を作ってほしいこと、性的マイノリティについての理解と啓発を進められるような要望など皆さまから出された提案を補強したいとの回答がされた。
3.核兵器廃絶に向けた2023年度の取組について(案)
相田祐二事務局長より提案がされた。議長が意見を求めたところ、郷野智砂子常務理事より、広島お役平和スタディツアー開催について、次世代への継承の視点から親子だけの参加だけではなく、学生への参加の機会があるとよいとの提案があった。當具伸一代表理事会長よりスタディツアーの日程についてメインの日程を外すことも一案としてあるとの提案があった。神奈川県被爆者の会とともに開催した交流会については原水協活動センターにも声がけを意識的にしてほしいとの提案があった。加えて庭野文雄代表理事専務より被災者の会へのNPT派遣費用の会員生協によるカンパの残金についはそのまま被災者の会へお渡しすることとしたとの報告があった。
4.神奈川県生協連 役員視察研修について
相田祐二事務局長より提案がされた。當具伸一代表理事会長より沖縄視察ではタイトな日程ではなく、2泊3日の企画も視野に入れて充実した研修にできればとの意見が出された。相田祐二事務局長より日程についてはあらためて検討したいとの回答がされた。
[報告事項]
1.県生協連報告
(1) 明治学院消費生活協同組合賛助会員脱退の報告
(2) 神奈川県生活協同組合連合会「監事研修会」のご案内
(3) 平和の取り組み関連
(4) 神奈川まるごと健康づくり関連
(5) かながわCo-ネット(県協同組合連絡協議会)に関わる取組み
・かながわCO-ネット通信(No.99)
・かながわCo-ネット福祉健康委員会 2022年度地区委員交流会開催報告
・㈱グリーンピア報告
(6) 後援についての報告
(7) 経営報告(12月度)
(8) 貸借対照表・比較損益計算書・経費明細表
(9) 神奈川県生協連活動日誌
(1)(2)(4)(6)は庭野文雄代表理事専務より報告がされた。(3)は文書報告とした。
(5)は相田祐二事務局長より報告がされた。 (7)(8)(9)は文書報告とした。
(6)については次回理事会にて報告することで確認した。
2.委員会・専門部会報告
(1) 2022年度第6回組合員活動委員会報告
(2) 2022年度第4回福祉事業連絡会報告
(3) 2022年度第4回医療部会(組織責任者会議)報告
(4) 2023年神奈川エリア大学習会第2回、第3回実行委員会報告
(5) 大規模災害関連
告がされた。(3)は水谷清一常務理事より報告がされた。(4)は庭野文雄代表理事
専務より報告がされた。
3.生協運営協議会
(1) 藤沢市生協運営協「成人プロジェクト」開催報告
(2) 横須賀市生協運営協議会2022年度第4回幹事会報告
4.ネットワーク
(1) 神奈川県消費者団体連絡会2022年2月幹事会報告
(2) 神奈川県消費者のつどい第6回実行委員会報告
(3) 第44回ユニセフハンド・イン・ハンド事業報告書(最終)
(4) フードバンクかながわ情報交換会開催案内
(5) 消費者支援かながわ2022年度第5回理事会議事録
議長は全体を通して意見を求めたところ、特段の意見はなかった。
以上をもって全議案の審議を終了したので、議長が閉会を宣し16時00分に会は終了 した。
上記議事の経過の要領及びその結果を明確にするために本会議録を作成し、議長が記名押印する。
2023年2月21日(火)
神奈川県生活協同組合連合会 2022年度第4回常務理事会 会議事録
議長 常務理事 水谷 清一