2022年神奈川県平和行進がはじまります
核兵器のない世界を!青い地球・平和な未来を子どもたちに!
77年前の1945年8月6日と8月9日、米軍の投下した2発の原子爆弾は一瞬にして広島・長崎を壊滅させ数十万人の人々を無差別に殺傷しました。しかし核兵器は「安全保障上の必要性」を強弁し、今もなお13,130発(2021年6月)の核弾頭を9か国が保有しています。
昨年1月、核兵器禁止条約が発効されて人類史上はじめて核兵器が違法化されましたが、ロシアによるウクライナ侵攻、アメリカの臨界前核実験の判明、北朝鮮の新型ミサイルの発射実験と、核戦力の近代化を推進する動きが高まっています。
平和行進の築いてきたあらゆる平和団体と連携し、今年も5月7日から5月19日の13日間、核兵器も戦争もない世界のために平和を訴えましょう。
写真は2021年5月19日の様子
神奈川県平和行進懇談会の主な予定
5月7日(土)
六郷土手宮本台緑地(東京都大田区仲六郷4-30)
5月12日(木)
横浜市からのメッセージを受け、県庁前まで行進(20~30分)
12時10分~12時30分 県庁前集会
神奈川県庁 本庁舎前(横浜市中区日本大通1)
5月15日(日)
大船観音原爆慰霊碑「原爆の火」前広場(鎌倉市岡本1-5-3)
5月19日(木)
湯河原町御庭公園(湯河原町土肥1丁目)湯河原駅より徒歩3分
[平和行進について]
神奈川県内の平和行進は毎年5月7日から19日の13日間行われます。5月6日に東京夢の島を出発した平和行進は、誰でも・いつでも・どこからでも参加できる行進として
雨の日も暑い日も休まず、沿道の市民に平和をよびかけ8月4日に広島市に到着します。
平和行進は1958年6月20日、ヒロシマの原爆記念碑の前から8月に東京で開催される第4回原水爆禁止世界大会に向けて「地球上から核兵器を追放することを国民に呼びかける」ために日本山妙法寺の故西本敦上人の呼びかけで同寺の僧が中心に歩いたことが始まりです。翌59年には、第5回世界大会が開かれる広島に向けて東京・沖縄・新潟から行進が行われ、以来毎年続けられています。
爆心地広島までのコースを、平和の願いを込めて各地をリレーしながら歩きます。
平和を願うすべての人が、一歩でも二歩でも一緒にあることによって行進はリレーされ、その願いや想いも紡がれ引き継がれます。
(*2020年より新型コロナウイルス感染対策としてスタンディング集会を中心に行っています)