ユーコープ白幡店で神奈川まるごと健康づくり・健康チェックを実施

2019年09月23日
~組合員による健康づくり・健康チェック~

神奈川の生協では、力を合わせて健康づくりを「神奈川まるごと健康づくり」として推進しています。

「健康」はすべて人の願いです。神奈川の生協では、力を合わせて健康づくりを「神奈川まるごと健康づくり」として推進しています。

神奈川まるごと健康づくりの健康づくりリーダー養成講座を修了した皆さまにより、ユーコープ白幡店(横浜市神奈川区)のご協力で、健康チェックを行いました。

白幡店は、末吉店(鶴見区)とともに当時の横浜生協が1957年に再出発した時の5店舗の一つで、現在は売り場面積50坪の伝統ある地域に根づいたお店です。

白幡店では初めての健康チェックですが、この取り組みが生活や健康を見直すきっかけとなって役立っていくことを願います。林里司店長には、事前のお知らせや当日のお誘いなど、お力添えを頂きました。ありがとうございます。

白幡店での次回の健康チェックは、来年3月29日(日)に予定。他のユーコープ店舗では、湘南台店(藤沢市):10月6日(日)、片倉店(神奈川区):10月27日(日)、東戸塚駅前店(戸塚区):11月24日(日)、寺尾台店(多摩区):4月で計画しています。

最近よく使われる言葉の「フレイル」は、「加齢により心身が老い衰えた状態」のこと。高齢者のフレイルは、生活の質を落とすだけでなく、さまざまな合併症も引き起こす危険があります。

フレイルは、早く介入(治療や予防)して対策を行えば、元の健常な状態に戻る可能性があります。フレイルを予防するための重要なポイントは「栄養(食・口腔機能)」「運動」「社会参加」とされています。

年に一度は検診を受診し、結果を受けて改善の目標を作り、実践し、また翌年、検診を受診するという「健康のサイクルに取り組む」ことは健康づくりの土台です。「健康チェック」や「健康チャレンジ」をこのサイクルの中で役立てていくよう呼び掛け、取り組んでいます。

今回は「健康チャレンジ2019」の用紙もお配りしました。

この取り組みは、日本コープ共済連の助成を受けて実施しています。

 

日時 2019年9月22日(日)12時~15時
会場 ユーコープ白幡店 横浜市神奈川区白幡仲町4-6 店長:林里司

健康チェックの参加者:新規17名:男7名(27歳~88歳)、女10名(27歳~81歳)
測定者:神奈川まるごと健康づくり・健康づくりリーダー養成講座修了者:9名
(ユーコープ、神奈川県生協連)
測定項目:体重、BMI、体脂肪率、筋肉量、体内水分量、基礎代謝、血圧、ストレス・リラックス度、血管年齢、握力、足指力
測定使用機器:血圧計、ストレス計、体組成計、握力計、足指力計

 
 
 
 
 
 

◎フレイルとは

フレイルとは、健常から要介護へ移行する中間の段階と言われています。日本老年医学会が2014年に「フレイル」という概念を提唱し、早期発見・早期支援で、多くの高齢者の生活機能の維持・向上を目指して普及に努めてきました。

具体的には、加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を指しています。

フレイルは、身体的問題のみならず、認知機能障害やうつなどの精神・心理的問題、独居や経済的困窮などの社会的問題が含まれる多面的な概念です。身体的要素のみに着目したサルコペニアやロコモティブシンドローム、精神心理的な軽度認知障害、社会的問題である孤立など、高齢者の様々な問題に関する概念を一つにまとめ、高齢者の状態を全体的に把握しようとするものです。