神奈川北央医療生協第22回活動交流集会

2020年02月12日

誰もが慣れ親しんだこの街でいつまでも元気に暮らしたいと願っています。「健康で長生きしたい」という願いを実現するために、神奈川の生協では、「神奈川まるごと健康づくり」をスローガンに取り組んでいます。

「昨日よりも今日が、そして明日が、一層意欲的に生きられる、そうしたことを可能にするため、自分を変え、社会に働きかける。みんなが協力し合って楽しく明るく積極的に生きられるための組織が医療福祉生協です。」これこそ医療福祉生協が持つ健康観です。

今回の活動交流集会では「オーラルフレイル予防で健康長寿」を演題に、全国で絶大なる人気の利根保健生協の中澤桂一郎さんに講演をして頂きました。

オーラルフレイルは、次のように定義されています。

オーラルフレイルの定義

オーラルフレイルの定義老化に伴う様々な口腔の状態(歯数・口腔衛生・口腔機能など)の変化に、口腔健康への関心の低下や心身の予備能力低下も重なり、口腔の脆弱性が増加し、食べる機能障害へ陥り、さらにはフレイルに影響を与え、心身の機能低下にまで繋がる一連の現象及び過程。

つまりオーラルフレイルは「口に関する“ささいな衰え”が軽視されないように、口腔機能低下、食べる機能の低下、さらには心身の機能低下まで繋がる“負の連鎖”に警鐘を鳴らした概念です。人は口からダメになります。しかし人は口から再生します。人生100歳時代を生きぬくために、まわりの人に伝えたくなるようたくさんの事を楽しく学びました。

 

日時 2020年2月11日(火・祝)13時30分~16時30分
会場 相模原市立市民・大学交流センター(ユニコムプラザさがみはら)
セミナールーム1・2
相模原市南区相模大野3丁目3番2号 bono相模大野 サウスモール3階
主催 神奈川北央医療生協 活動交流集会実行委員会
参加者 185名

内容:

開会:実行委員会より挨拶

講演:「オーラルフレイル予防で健康長寿」

中澤桂一郎(利根保健生協理事・利根歯科診療所所長)

活動発表

  • 「セキ・声・喉にアメと歌」 相模大野準支部
  • 「患者と医療者の協同によるフルネーム確認」 さがみ生協病院
  • 「地域に目配りをしよう」 つくい準支部
  • 「ささやかな社保財政活動」 せいきょうあつぎ診療所
  • 健康体操「パプリカ」 ~みんなで踊りましょう
  • 「健康チャレンジの取り組み」 座間支部
  • 「ステーションさがみの活動紹介」
    訪問看護ステーションさがみ・ヘルパーステーションさがみ
  • 「健康マージャンなどの楽しい取り組み」 愛川清川準支部
  • 「内科でお渡ししているプリントのご紹介」 さがみ生協病院内科

閉会:実行委員会より挨拶