ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ

2020年06月16日

ピースアクションinヒロシマ・ナガサキとは?

広島県生協連・長崎県生協連と日本生協連は、被爆体験の継承や核兵器のない世界への思いを共有する場として、毎年「ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ」を開催しています。ピースアクションin ヒロシマ・ナガサキは、1978年から生協独自の集会としてスタートし、近年では、全国の生協から総計3000人以上が参加しています。

2019ヒロシマ子ども平和スタディーツアー報告:

 

今年は、終戦・被爆75年の節目の年です。

残念ながらコロナ禍のため、ヒロシマ子ども平和スタディツアーやナガサキ平和スタディツアーは企画中止となりました。

しかしながら今回案内している企画では、これまで広島、長崎に足を運ぶことが出来なかった方も、ご自宅から被爆者の話を聴き、被爆の実相を知ることができます。

初めての方も是非ご参加ください。

各企画について

8月4日と8月5日はヒロシマから6企画、8月7日と8月8日はナガサキから6企画をオンラインでお届けします。
朝から夜まで、さまざまなプログラムを用意しています。ご都合つく時間の企画に、子どもから大人まで、家族や知り合いと一緒に、ぜひご参加ください。

どの企画も参加費無料です。
興味のある企画にいくつでも参加できます。

被爆の証言

被爆者の平均年齢は82歳を超えました。被爆者ご自身が証言活動を続けることが年々困難になるなか、ご本人から被爆・戦争体験についてお話を聴きます。被爆の実相を知る大変貴重な機会です。

 

虹のひろば

ピースアクションの一企画として、例年、講演企画や原爆についての展示、ステージでの出し物や平和への祈りを込めた歌唱等が行われています。今年も広島と長崎からお届けします。

 

企画概要

※被爆者の体調などにより、急遽分科会の中止や内容を変更する場合があります。ご了承ください。

ヒロシマ(8月4日〜8月5日)

8月4日(火) 10:00〜12:00

H01_デジタルアーカイブ等を活用した新たな継承学習会
東京大学の渡邉英徳(わたなべ ひでのり)教授に、証言や写真など被爆に関するさまざまな資料がデジタルアース上で閲覧できる「ヒロシマ・アーカイブ」や、白黒写真をカラー化する「記憶の解凍」などの取り組みについて説明いただきます。参加者は専用アプリを操作しながら学習します。事前に専用アプリをダウンロードの上ご参加ください。使用するアプリはこちら⇒【ヒロシマ・アーカイブ】【記憶の解凍】(ダウンロードは無料です。別途通信費がかかります。)

8月4日(火) 14:00〜15:00

H02_被爆の証言 「サダコと折り鶴の話」
「原爆の子の像」で知られる佐々木禎子さんについて、同級生で自身も被爆者である川野登美子(かわの とみこ)さんにお話を聴きます。

8月4日(火) 15:30〜16:40

H03_被爆の証言 「朗読と被爆の証言」
前半に、広島被爆者援護会の石原智子(いしはら ちえこ)さんにお話を聴きます。後半に、被爆体験朗読ボランティアによる原爆詩朗読を聴き、核兵器の非人道性と平和について考えるきっかけをつくります。

8月5日(水) 9:30〜10:30

H04_オンライン碑めぐり
ガイドによる平和記念公園などの遺構・慰霊碑の解説動画を交えて学習をします。

8月5日(水) 11:00〜12:00

H05_被爆体験伝承講話
被爆者の被爆体験や平和への想いを受け継ぎ、それを伝えている「被爆体験伝承者」の講話を聴きます。被爆体験証言者から受け継いだ被爆の実相(戦時下の人々の暮らし、原爆被害の概要、原爆の人体への影響など)や伝承者としての平和への想いについてお話いただきます。

8月5日(水) 13:30〜15:30

H06_ヒロシマ 虹のひろば
<オープン企画:この企画はどなたでも参加登録不要でご参加いただけます(YouTube配信のみ)>
被爆75年をテーマに様々なプログラムをお送りします。被爆者の方による被爆の証言をはじめ、広島県の学生による様々な平和活動の紹介を予定しています。視聴URLは7月25日以降に本サイト上でお知らせします。

 

ナガサキ(8月7日〜8月8日)

8月7日(金) 9:30〜10:30

N01_家族・交流証言者による講話
被爆者のご家族や、被爆体験を受け継ぎでいきたいという意思をもった「交流証言者」が被爆者の体験や想いを語ります。

8月7日(金) 11:00〜12:00

N02_被爆の証言㈰(仮タイトル)
被爆者ご自身の体験を直接うかがって被爆の実相を学び、多くの人に被爆の実相を知らせていくきっかけとします。※講師は確定次第ご案内します。

8月7日(金) 13:30〜14:30

N03_被爆の証言㈪(仮タイトル)
被爆者ご自身の体験を直接うかがって被爆の実相を学び、多くの人に被爆の実相を知らせていくきっかけとします。※講師は確定次第ご案内します。

8月7日(金) 15:00〜16:00

N06_被爆体験記の朗読会
被爆体験の継承を目的とした朗読ボランティア「永遠の会」による被爆体験記の朗読を聴きます。基礎知識や背景等もご説明いただきながら、被爆の実相と平和を願う想いを伝えます。

8月7日(金) 19:00〜20:00

N07_被爆の証言 「平和の紙芝居」
被爆の実相と核兵器の怖さを伝え、平和動をおこなってきた三田村静子(みたむら しずこ)さんの手づくり「平和の紙芝居」を聴きます。

8月8日(土) 13:30〜16:00

N08_ナガサキ 虹のひろば
<オープン企画:この企画はどなたでも参加登録不要でご参加いただけます(YouTube配信のみ)>
長崎大学核兵器廃絶研究センター中村桂子(なかむら けいこ)准教授による講演、長崎被災協による講演、子どもたちの平和のメッセージなど、長崎から様々なプログラムをお届けします。視聴URLは7月25日以降に本サイト上でお知らせします。