医療生協かながわ第3回社会保障学校開催 〜助け合い、つながり合う、医療生協の未来〜
医療生協かながわは、医療や福祉の事業と、健康づくりやまちづくりの運動を通じて、「地域まるごと健康づくり」をすすめています。健康増進、病気の予防、怪我や病気の時の治療などには、保健・医療・福祉などの制度がとても重要です。また、心身ともに健康であるためには、「人類にとって最も不健康な状態である」戦争状態にないこと=平和であることが欠かせません。
「自分の健康をつくり出すのは自分」。でも自分ひとりが健康であっても、それは本当の意味での健康とは言えません。「one for all all for one~あなたの元気は自分の元気~」。「暮らしの中でのたすけあい・支えあい」。こんな観点から、医療生協は「明るいまちづくり」に力を入れています。多くの方に医療生協を知ってもらい、加入して頂くことで、地域に安心のネットワークを広げていくことができます。「昨日よりも今日が、そして明日が、いっそう意欲的に生きられる」という健康観をくらしの中で実現するために、いろいろな組合員の活動があります。「安心・安全にくらせる社会について学ぶ」ことは、大切な組合員活動です。
今年の医療生協かながわ社会保障学校は、第1回:「プラスチック問題と私たちができること」。第2回:「新型コロナウイルス感染症に対応した戸塚病院の実際」、そして今回の第3回、「助け合い、つながり合う、医療生協の未来」と進めています。
県生協連は第1回に続き講師としてお手伝いし、Zoomによるオンライン参加者や会場参加と一緒に考え合い、医療生協の活動への確信を深めました。
名称 | 医療生協かながわ第3回社会保障学校 |
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◯◯◯ | 2020年12月17日(木)14時~16時 |
参加形態 | Zoomによるオンライン参加と会場参加 |
会場 | 医療生協かながわ 戸塚診療所 2階 大会議室 |
参加者 | 19名(組合員、職員) |
テーマ | 「助け合い、つながり合う、医療生協の未来」 |
司会 | 守屋 隆雄 医療生協かながわ常務理事 |
講師 | 石田 昌美 県生協連統括マネージャー 補助者1名 |
内容:
パタカラ体操:
ウクレレ伴奏しながらの指導:守屋 隆雄 医療生協かながわ常務理事
講演:
「助け合い、つながり合う、医療生協の未来」
~自分の医療生協かながわとの出会いを振り返りながら、みんなで考える医療福祉生協の素晴らしさ~
- 医療福祉生協のどこに惹かれるのか
- 皆で考えよう、創立の原点
- 他の医療機関と何が違うのか
- 「『自助、共助、公助』そして絆」のまやかし
- コロナ禍でのつながり方
講師:
石田 昌美 神奈川県生協連統括マネージャー ほか補助者
ハーモニカ演奏:
吉宇田 暉久さん
◎パタカラ体操
「パタカラ体操」は発声しながら口を動かす、「口の体操」です。「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字を発声するため、「パタカラ体操」と呼ばれます。
高齢になると、口の筋肉や下の動きが弱まるため、嚥下機能(飲み込む力)が低下し、食べ物を誤嚥してしまうことがあります。「誤嚥性肺炎」は、誤嚥により食べ物が気管に入り、肺が炎症になることが原因で起こります。そこで、「パタカラ体操」を取り入れることにより、口や舌の動きが鍛えられます。食べ物を上手く飲み込めるようになれば、誤嚥性肺炎を防ぐこともできます。