日本政府が核兵器禁止条約締約国会議参加見送りに対する意見書

2025年01月29日

内閣総理大臣 石破 茂 様

神奈川生活協同組合連絡会
代表理事会長 當具 伸一

日本政府は3月にアメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれる核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加を見送る表明をした。

世界で核の脅威が高まる中、昨年、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)がノーベル平和賞を受賞し、世界的に核兵器廃絶への機運が高まっています。

被爆80年を迎える今年、日本政府が唯一の戦争被爆国として締約国会議に参加し、核兵器廃絶への道筋をつけることへの期待が高まる中、今回の判断は誠に遺憾である。

私たち神奈川県生活協同組合連合会は、核兵器廃絶と恒久平和実現をめざし、被爆者とともに長年にわたり様々な平和の取組みをすすめてまいりました。核兵器廃絶は唯一の戦争被爆国である日本国民の悲願です。引き続き日本政府が「核なき世界」の実現に向けて世界の中でイニシャチブを発揮することを強く求めます。

以上