2025年医療福祉生協 神奈川エリア大学習会開催されました NEW!

2025年05月30日

5月29日、戸塚区民文化センターさくらプラザにおいて神奈川エリア大学習会が開催され、「誰一人取り残さないつながりづくり~私たちにできることは~」をテーマに188名が参加しました。

基調講演は、日本ケアラー連盟より中嶋圭子さんをお迎えし、「ケアラー・ヤングケアラーの現状と課題」についてお話しいただき、支える人を支えられるために必要なことは何かを考える機会となりました。

日時 2025年5月29日(木)13:30~16:00
会場 戸塚区民文化センター さくらプラザ4階大ホール
主催 医療福祉生協2025年神奈川エリア大学習会実行委員会
参加 188名

[内容]

開会挨拶:
伊藤玲子実行委員長(神奈川みなみ医療生協)
基調講演:
中嶋圭子さん(一般社団法人日本ケアラー連盟理事)
活動事例報告:
福祉クラブ生協「多世代食堂に参加するボランティア 鎌倉ぷくぷく食堂をはじめて」
医療生協かながわ「役職員・組合員による小田原診療所の訪問行動」
川崎医療生協「まちかど健康チェック 地域訪問を再開して」
神奈川みなみ医療生協「主催者が楽しむ健康マルシェ」
神奈川北央医療生協「北央医療生協オリジナルダンス創作」
みんなでゆるりんダンス!!
神奈川北央医療生協健康づくり委員の皆さん
閉会挨拶:
神奈川みなみ医療生協 片倉博美専務理事
岩手県大船渡市山林火災支援募金:30,199円
2025年2月26日、岩手県大船渡市で約2900ヘクタールを焼く大規模火災が発生しました。岩手県生協連から募金の呼びかけがあり、神奈川エリア大学習会実行委員会で募金の協力を呼びかけることが決まりました。この募金は岩手県生協連を通じて大船渡市に義援金として届けられるほか、支援金として被災地支援のために活用されます。

[参加者の声(一部抜粋)]

(基調講演を聞いて)

  • ケアマネージャーは家族もサポートしなければいけないことを改めて実感しました。私が担当している方も20~30代の方が支援されているので気づかされました。
  • 父のターミナルケアと祖母の介護が重なった時期があり、必死だったことを思い出しました。サービスを入れて仕事は続けられましたが、当時の孤独感と二人を送ったあとの喪失感は忘れられません。国や自治体の支援ももっと広がってほしいです。
  • 日ごろ接する機会がない分野の話しを聞くことができてよかった。気がづいていないだけで利用者のまわりで起きている課題なのか、と思った。

(各生協の活動事例報告を聞いて)

  • よく頑張っていると思いました。高齢化の中での活動をどうすすめるかが課題ですね。
  • 神奈川みなみ医療生協の健康マルシェで「無理なくみんなが楽しんでやる」という活動がとてもいいなと思いました。参考にしたいです。
  • 各生協のコロナ禍を経ての活動が報告から見えてきました。共感するとともに、取り入れていきたい報告がたくさんありました。
  • 真面目に楽しく活動していることを知り参考になりました。弱者に厳しい社会になっていますが自分のできることを楽しく活動しなければと感じました。

(全体を通じて)

  • 北央医療生協のダンスの取り組みはユニークでした。楽しかった。
  • 最後のダンスは会場の一体感があり楽しくダンスできました。
  • ゆるりんダンス楽しかったです。制作に関する話を聞いたあとだったので、一緒にダンスをするのが楽しみになりました。