被爆75年・友の会発足65周年・原爆被災者の会結成55周年記念式典・祝賀会

2020年01月20日

神奈川県原爆被災者の会(丸山進会長)は、前身である友の会の発足から65周年・原爆被災者の会を結成して55周年を迎えました。

1956年8月10日、長崎に被爆者が集い、「日本原水爆被害者団体協議会」を結成、「私たちは被爆者自身を救うと共に、全人類を救うために立ち上がる」と世界へ被爆者の挨拶を送りました。神奈川ではそれより早く1955年に広島で開催された「第1回原水爆禁止世界大会」に参加した被爆者が集い、その年の秋に「神奈川友の会」を発足させて被爆者の活動を始めています。その後苦難続きの10年を経て、1966年1月23日に横浜の県立勤労会館において県下の原爆被災者の懇談会が開かれ、懇談会呼び掛け人の6名(川崎:森川定實さん、田中輝男さん、横浜:井上与志男さん、伊藤直成さん、新谷晶之さん、相模原:楠林光数さん)に、藤沢:黒川万千代さんが加わり今後の運営にあたることとしました。会合を重ね、会の名称を「神奈川県原爆被災者の会」とし、申し合わせを作り、伊藤直成会長、井上与志男事務局長として、「健康のことや生活のことを話し合い、助け合い、励まし合って行きましょう」と活動を始めました。

以来、神奈川県原爆被災者の会の皆さまは日本被団協と共に「核兵器の全面廃絶と被爆者救済・原爆被害への国家補償を求めて」活動を続けておられます。

神奈川の生協は、これまでもそしてこれからも、原爆被災者の会の皆さまと一緒に、核兵器のない世界を実現するために力を尽くしていきます。

過去の歴史を変えることはできませんが、今迄の歴史に学びこれからの時代をみんなの力で創り出すことは全く可能です。

今回の記念式典及び祝賀会の看板は神奈川大学生協の協賛によるものです。ありがとうございます。

日時 2020年1月19日(日)
記念式典・記念講演会10時~12時15分
祝賀会12時15分~14時
会場 ワークピア横浜 3階 いちょう、かもめ・やまゆり 横浜市中区山下町24−1
参加者 106名(うち生協関係8生協15名)

次第:

被爆75年・友の会発足65周年・原爆被災者の会結成55周年記念式典

司会:
木本 征男 神奈川県原爆被災者の会副会長
スライド上映:
映像による神奈川県被爆者友の会65年・神奈川県原爆被災者の会55年のあゆみ
開会
黙祷
主催者挨拶:
丸山 進 神奈川県原爆被災者の会会長
来賓ご挨拶:
黒岩祐治 神奈川県知事
(代理:香川 智佳子 神奈川県福祉子どもみらい局局長)
田中 煕巳 日本原水爆被害者団体協議会代表委員
敷田 博昭 自由民主党神奈川県議会議員団団長
感謝状贈呈:
ヒバクシャ国際署名生協推進委員会
原水爆禁止神奈川県協議会
㈱神奈川機関誌印刷所
高野石材店
宗教法人大船観音寺
受賞者挨拶:
當具 伸一 神奈川県生協連代表理事会長
記念講演会:
「ふたたび被爆者をつくらない その希いをかなえる仕組みをもとめて」
~現行の「法律」は被爆者運動が求めていた援護法なのか?~
講師:
濱谷 正晴 一橋大学名誉教授
閉会

 

被爆75年・友の会発足65周年・原爆被災者の会結成55周年祝賀会

司会:
木本 征男  神奈川県原爆被災者の会副会長
主催者挨拶:
網崎 万喜男 神奈川県原爆被災者の会副会長
来賓ご挨拶:
藤田 順子 パルシステム神奈川ゆめコープ理事長
片野 憲二 原水爆禁止神奈川県協議会理事長
黒澤 知弘 馬車道法律事務所・弁護士
家島 昌志 (一社)東友会代表理事
乾杯:
横山 草太 ㈱神奈川機関紙印刷所代表取締役社長
来賓ご紹介:
東  勝廣 神奈川県原爆被災者の会事務局長
会食懇談
能楽:
安藤 孝宏(嵐直江)
各支部紹介:
福島 富子 神奈川県原爆被災者の会副会長
演奏:
吉川 敏男(折り鶴)
合唱:
ひろしま平和の歌・長崎の鐘・原爆を許すまじ
閉会挨拶:
和田 征子 神奈川県原爆被災者の会副会長