おめでとうございます。福祉クラブ生協設立30周年記念レセプション
福祉クラブ生協は、1989年4月22日、1,020名の賛同者が集い、日本初の福祉専門生協としてスタートしました。現在、4つのセンターと、13の福祉施設を持ち、神奈川県下25の自治体・行政区に拡がり、組合員は1万6,000世帯を超えました。(2019年4月現在)
高齢になっても障がいをもっても住み慣れた地域で住み暮らし続けたい。そんな社会の実現に向けて、福祉クラブ生協の設立当初からの変わらぬ想いは、「市民参加型福祉」の実現です。福祉クラブ生協では、自分が長年住み慣れた地域を離れることなく、地域の中で育んできた人間関係を保ち、たすけあいながら自分らしく暮らすための「在宅福祉支援システムづくり」をワーカーズコレクティブ(以下W.Co)と共に進めてきました。
設立時に2団体であったW.Coは、19業種、119団体(2019年4月現在)と広がり、地域で活動しています。「世話焼き」「家事介護」「食事サービス」「移動サービス(車による外出介護)」「施設サービス」「子育て支援サービス」「成年後見サポート」「LPA(ライフプランニングアドバイザー)」などの各種W.Coが自ら参加する福祉として、地域社会に根付くことによって、市民の多様な福祉二ーズに対応し、たすけあいの営みを広げています。
福祉クラブ生協は大ぜいのたすけあい、ささえあいによる「コミュニティオプティマム福祉」〈コミュニティオプティマム福祉=私たちが地域に住み暮らし続けるための最適の福祉〉の実現を、W.Coという近隣社会の誰もが参加できるような新しい協同の働き方によって作ってきました。これからも新たなつながりをつくりながら「たすけあいは順番」・「困ったときはお互いさま」、そして「組合員どうしのたすけあい」として、これまで以上に組合員、W.Coメンバー、職員みんなで元気に活動してください。
街づくりはコミュニティの形成。地域づくりは市民協同の関係性をつくること。
たすけあい・支え合う地域づくりの実現を一緒にめざしましょう。
名称 | 福祉クラブ生協設立30周年 記念レセプション ~拡げよう!小さなたすけあい~ |
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日時 | 2020年2月9日(日)12時30分~15時 |
会場 | 産業貿易センタービル 1階 横浜産貿ホール(マリネリア) 横浜市中区山下町2 |
参加者 | 約500名 |
次第:
司会:
後半 近藤 光子 福祉クラブ生協理事、三上 陽子 福祉クラブ生協理事
主催者挨拶:大場 英美 福祉クラブ生協理事長
来賓挨拶:
片山 忍 日本医療福祉生協連 専務理事
當具 伸一 神奈川県生協連 代表理事会長
麻生 純二 生活クラブ連合会理事・生活クラブ共済連 専務理事
鏡開き
乾杯:藤田 ほのみ 生活クラブ生協神奈川 理事長
30周年記念企画発表「フードバンクかながわ」への目録贈呈式
親生会生産者バンド「RLP」演奏
合唱「ひとりの手」
30周年記念「お楽しみ抽選会」
参加生産者紹介/各エリア・W.Co紹介/第7次5カ年(2020年~2024年)抱負発表/
センター職員紹介/本部職員紹介/理事・監事・共育協議会M・顧問紹介
閉会挨拶:児玉 英憲 福祉クラブ生協 専務理事
W.Coという働き方
W.Coという新しい働き方は、少子高齢社会に備えて、他人のためでもあり、同時に自分のためでもある、たすけあいの仕組みづくりでもあります。私たち生活者、市民が持っている生活技術と経験を活かし合いながら、自らが住み暮らす地域社会の中で協同して働く、雇用労働ではないもう一つの「働き方」です。参加する一人ひとりが、いくばくかのお金・知恵・労力・時間を出し合って協同して働きます。
また自分の生活スタイルに合わせて多様な働き方で参加することができ、運営をW.Coで話し合い決めていきます。そしてたすけあいの価格は、「たすけあいは順番で、してあげたことはいずれ自分に還る」というコミュニティ価格を設定しています。コミュニティ価格は国や市による公的価格、シルバービジネスによる市場価格に対する牽制力となります。