地域の通いの場の再開に向けた 新型コロナウイルス対策ガイドを発行(東京都健康長寿医療センター研究所)
東京都健康長寿医療センター研究所の社会参加と地域保健研究チームが、地域の通いの場の再開に向けた住民向けの実践の手引きとして、「通いの場×新型コロナウイルス対策ガイド」(令和2年6月22日更新)を発行しました。
発表内容の概要
介護予防・フレイル予防に資する「地域の通いの場」は、地域の社会資源として、地域包括ケアシステムの一翼を担うべく、整備が進んできました。しかし、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、そのほとんどが閉鎖されていた状況です。緊急事態宣言の解除に伴い再開の機運が高まってきたものの、運営時の留意事項等の具体的なガイドライン等はなく、「地域の通いの場」を主催する住民リーダーや、住民を支援する生活支援コーディネーターや区市町村はそれぞれ方策を模索して再開に向けた準備を進めようとしている状況です。
また、閉鎖が続いていた「地域の通いの場」を再開する際には、今までの活動に加えて、新しい日常生活様式を踏まえることに加え、新たな地域交流・社会参加を通した介護予防・フレイル予防の視点の追加も必要となります。
これらの背景から、当研究チームでは、「地域の通いの場」を主催する住民リーダーや生活支援コーディネーター等の支援者が再開に向けての実践で活用可能な、「通いの場×新型コロナウイルス対策ガイド」と、「概要版チェックリスト」の2種類のコンテンツを作成いたしました。
通いの場×新型コロナウイルス対策ガイド第2版(6月22日更新).はこちら
通いの場×新型コロナウイルス対策概要とチェックリスト第2版(6月22日更新).はこちら
参考リンク
・Centers for Disease Control and Prevention(CDC), Guidance for Child Care Programs that Remain Open:
公開・ダウンロード先
東京都健康長寿医療センター研究所
社会参加と地域保健研究チーム ホームページ内
“News & Topics”よりダウンロードいただけます。