2021年度 第1回生協運営協議会全体交流会を開催しました

2021年08月27日

神奈川の生協では、食の安全・安心、環境、減災・防災、消費者行政の充実や平和を願う活動など、くらしに密着した様々な課題への取り組みを通じて生協や協同組合間、行政・諸団体との関係づくりをすすめています。こうした生協の協同の取り組みは地域における生協の認知度を高めるために重要であり、現在県内6市(横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、大和市、藤沢市)において、生協運営協議会としての活動が行われています。

2021年度生協運営協議会全体交流会は新年度を迎え、毎年新しい幹事さんが集い、学習・交流をしていましたが、国連の活動を通じて生協の可能性を考える~生協運営協議会にできることは?~を公開講座で開催しました。

 

日時 2021年8月26日(木)13:30~15:00
会場 神奈川県生協連事務所よりオンライン開催
参加 26名
横浜市生協運営協議会、川崎市生協運営協議会、相模原市生協運営協議会、横須賀市生協運営協議会、大和市生協運営協議会、藤沢市生協運営協議会、運営協議会に所属しない方6名、神奈川県生協連
内容 主催者挨拶:
庭野文雄 神奈川県生活協同組合連合会専務理事
講 演:
国連の歩み・世界の食料事情
国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所長 日比 絵里子さん
質疑応答    質問すべてにお答えいただきました。

 

参加アンケートより一部紹介:

  • 世界でいうところの「家族農業の推進」は日本でも有効だし、首都圏では「都市型農業」として有効だと再認識できました。
  • 日比さんの言葉で、この食糧がどこから来ているのか、生産者に想いを馳せることが大切とありました。生産者の声を聞き、組合員に伝える今の活動に今後もしっかりと取り組んでいきたいと思います。
  • 世界の食料事情に関して勉強をして、地域組合員へ情報提供をしたいと思います。また、食品ロスに関しても発信していきます。
  • 世界農業遺産のような古くからの良きものを活かしつつ、現代や未来にも発展できるような考え方と言われたように、温故知新の精神を忘れない事を大切にしていきたい。
  • 栄養バランスの取れた食事は高価であり、一概には言えないが安価なものはカロリーが取れていても栄養は取れていない状況だということ。食糧事情改善ためにまずは自分の意識の改革が必要なこと。食べているものに興味を持つことが大切というのが印象に残った。
  • 本日は地域組合員理事3名と事務局2名、5名で参加させてもらいました。ローマの食料農業関連の3機関について知ることができた。また、世界の食料事情に関して学べて良かった。自分たちなりに今日の話をきっかけにもっと勉強してみます。本日はありがとうございました。
  • 世界には全ての人を養うだけの食料はあるのに、約30億のひとが健康的な食事がとれていない事、そのための手立てとして、家族農業の重要性を改めて知った。