2023年医療福祉生協 神奈川エリア大学習会を開催しました

2023年06月01日

5月30日、神奈川エリア大学習会が、戸塚区民文化センターさくらプラザ4階大ホールで開催され182名が参加しました。対面での開催は実に2019年以来で、顔を合わせて交流することの大切さを実感できる大学習会となりました。

今回のテーマは「世代を超えたまちづくり、医療生協から」。0歳も100歳も世代を超えて楽しくくらせる地域を医療生協からつくっていこうとの想いで開催しました。

基調講演では、「人生100年時代の健康づくりと地域づくり」をテーマに、東京都健康長寿医療センター研究所の鈴木宏幸先生より、従来の3ステージモデルから脱却することや個々人が役割を持つことの重要性、健康状態が低下しても地域でのつながりが大切であることについてお話しいただきました。

川崎医療生協の加藤千恵子さんの指導による「ペットボトル体操」でリフレッシュした後、5つの医療福祉生協から、1年間の活動を振り返って他の生協と共有したい活動事例が発表されました。

参加者からは、「社会との関わりや役割を持つことの大切さを実感した」、「健康づくりはまちづくりにつながる」、「楽しく活動することが持続するコツだと感じた」、「ペットボトル体操ぜひ取り入れたい」、「リアル開催できて良かった」等の感想が出されていました。

日時 2023年5月30日(火) 13:30~16:00
会場 戸塚区民文化センターさくらプラザ4階大ホール
主催 医療福祉生協2023年神奈川エリア大学習会実行委員会
参加 182名

<内容>

開会挨拶:

実行委員長:鈴木 雅次さん(神奈川北央医療生協)

基調講演:

「人生100年時代の健康づくりと地域づくり」
講師:鈴木 宏幸先生(東京都健康長寿医療センター研究所)

体操でリフレッシュ! 「ペットボトル体操」

講師:加藤 千恵子さん(川崎医療生協 健康運動指導士)

活動報告

◇神奈川北央医療生協  「愛川・清川支部の健康麻雀教室の取組紹介」
◇医療生協かながわ  「藤沢地域 送迎ボランティアの活動」
◇福祉クラブ生協    「未来の子どもたちへ SDGsから考える生協の取組事例」
◇川崎医療生協    「誰でもどこでも参加できる多摩川健康ウォーク」
◇神奈川みなみ医療生協「地域をつなぐ医療生協の顔になろう」

閉会挨拶:

北央医療生活協同組合 水谷 清一 専務理事

 


 

 

<参加者のアンケートから>

  • 高齢者になってからの「いきがい」について考えさせられました。私もそうですが、特に男性はつきあいがなくなり孤独になりがちのようです。あまり人付き合いは得意ではありませんが、高齢者になっても学ぶことや好奇心を持ち続けることが大切だと思います。小さくてもつながりを持っていたいと思います。エリクソンためになりました。
  • 私も最近麻雀を始めました。頭の体操になるし人とつながれるし、ずーと続けていきたいと思います。
  • 17年続いている送迎ボランティア、とても素晴らしい取り組みで、藤沢以外のブロックにも広がればいいなと思いました。
  • 福祉クラブの発表にあった「地球は子孫から借りている」との指摘にハッとさせられました。
  • 久しぶりに大人数が集まる集会に参加しました。オンラインと違って参加者の反応が分かっていいですね。
  • 川崎医療生協の健康ウォークは、工夫次第で参加者が増えることが分かり参考になりました。
  • 各地域で、組合員とのつながりを大切に社会参加できるよう活動をすすめていて素晴らしいと思いました。
  • 神奈川みなみ医療生協の伊藤さんのような方がいる地区は素晴らしいと思います。
  • ペットボトル体操を班で実行したいです。