ユーコープ井田三舞店は、6回目の神奈川まるごと健康づくり・健康チェックを実施

2019年07月21日

神奈川の生協では、健康づくりを「神奈川まるごと健康づくり」として推進しています。ユーコープではこれまでも食育や商品のおすすめ、メニュー提案など事業や活動を通じてと健康づくりと食生活について提案をしてきました。また店舗での医療生協による健康チェックも行われています。

ユーコープ井田三舞店(加藤智博店長)では、神奈川まるごと健康づくりの健康づくりリーダー養成講座を修了した皆さまと一緒に6回目となる健康チェックを行いました。

当日は参議院議員選挙の日で、来店の出だしは通常より遅かったようにも思えましたが、これまで健康チェックに参加された方も大勢がカードを持って来店され、前回から意識して取り組んだことなどをお話しになり、この企画が一人ひとりの健康づくりのきっかけになっていることが実感できました。

フレイルを予防するための重要なポイントは「栄養(食・口腔機能)」「運動」「社会参加」とされています。年に一度は検診を受診し、結果を受けて改善の目標を作り実践して、また翌年、検診を受診するという「健康のサイクルに取り組む」ことは健康づくりの土台です。「健康チェック」や「健康チャレンジ」をこのサイクルの中で役立てていくように取り組んでいます。

この取り組みは、日本コープ共済連の助成を受けて実施しています。

今後の健康チェックは、井田三舞店(中原区)では3月に、他のユーコープ店舗では東戸塚駅前店(戸塚区):8月25日(日)、寺尾台店(多摩区):9月15日(日)、白幡店(神奈川区):9月22日(日)、湘南台店(藤沢市):10月6日(日)、片倉店(神奈川区):10月27日(日)で計画しています。

日時 2019年7月21日(日)12時~15時
会場 ユーコープ井田三舞店 川崎市中原区井田三舞店10-1 加藤智博店長

健康チェックの参加者:38名

新規19名(男性5名(年代:23歳~86歳)、女性14名(年代:52歳~91歳))、再19名(男性4名、女性15名)

測定者:神奈川まるごと健康づくり・健康づくりリーダー養成講座修了者:10名

測定項目:体重、BMI、体脂肪率、筋肉量、体内水分量、基礎代謝、血圧、ストレス・リラックス度、血管年齢、握力、足指力

測定使用機器:血圧計、ストレス計、体組成計、握力計、足指力計





◎フレイル

フレイルとは、健常から要介護へ移行する中間の段階と言われています。日本老年医学会が2014年に「フレイル」という概念を提唱し、早期発見・早期支援で、多くの高齢者の生活機能の維持・向上を目指して普及に努めてきました。
具体的には、加齢に伴い筋力が衰え、疲れやすくなり家に閉じこもりがちになるなど、年齢を重ねたことで生じやすい衰え全般を指しています。
フレイルは、身体的問題のみならず、認知機能障害やうつなどの精神・心理的問題、独居や経済的困窮などの社会的問題が含まれる多面的な概念です。身体的要素のみに着目したサルコペニアやロコモティブシンドローム、精神心理的な軽度認知障害、社会的問題である孤立など、高齢者の様々な問題に関する概念を一つにまとめ、高齢者の状態を全体的に把握しようとするものです。