2019年度ビックレスキューかながわ(神奈川県・伊勢原市合同総合防災訓練)

2019年09月05日

8月31日、ビックレスキューかながわ(神奈川県・伊勢原市合同総合防災訓練)が、伊勢原市総合運動公園他で開催されました。

この訓練は、県医療関係機関を中心とし、自衛隊及び在日米軍等と連携した実践的な医療救護活動訓練を通じ、相互の連携強化を図るとともに、地域防災力の向上を図ることを目的とするもので、今回は関係各機関やボランティア団体など129機関が参加しました。

訓練は都心南部を震源とするM7.3、最大震度6強の首都直下型地震が発生したとの想定で、大規模災害発生時の初動対応における医療救護活動や救出活動訓練が実施されました。会場の総合運動公園グランドには、防災関連の展示ブース、炊き出し、ドローンを使った情報収集、救助犬やヘリ消防車による実演も披露されました。

神奈川災害ボランティアネットワーク(河西英彦会長)は、DITS(災害・地域情報ツイートシステム)を使用した災害情報伝達訓練を、現地会場と県サポートセンターをつないで一斉に展開し、県内各地からの投稿で広域からの情報をDIMS(災害地図)に反映させる訓練を行い、参加者27人、発信地域19ケ所、メール数152という状況でした。また伊勢原市社会福祉協議会の災害ボランティア支援センター設置訓練には、一般ボランティア役で参加しました。

今回のビックレスキューには、災害ボランティアネットワーク関係者は、各地域の災ボラ、歩け歩け協会、ボーイスカウト、支援センター等を含めて173名が参加しました。