(企組)ワーカーズコープ・キュービックで3回目のSDGs研修会

2019年09月11日

ワーカーズコープ・キュービックは1989年、コープかながわ(当時)において「ワーカーズコープ研究会」がつくられ、その答申を出したコープかながわの退任理事8名により1990年3月に組合員の仕事起こしを掲げて誕生したものです。

キュービックは、働く者自身が出資し、自らの労働を管理し、運営するという協同労働の協同組合です。働くことの本来的な意味をさぐり、労働をとおして互いの成長をうながし、人間性の向上をめざしています。

1999年11月21日には、組織の形として「企業組合」を選択して、新たな歩みを始めました。企業組合は人的結合体としての性格を持つ、中小企業等協同組合法を根拠法とする協同組合の仲間で、キュービックは神奈川県協同組合連絡協議会(かながわCo-ネット)の一員でもあります。

今回の学習会は、講義やグループワークを通してSDGs(持続可能な開発目標)の理解を深め、未来の社会のありたい姿にもまなざしを向けながら、自分や自分たちの所属する組織の役割を考え、どのようにして「誰一人取り残さない」社会を実現していくか考えるものとして企画されたもので、キュービックとしては2月13日、16日に続いて3回目です。

神奈川県生協連では、会員生協等のSDGs研修支援を行っており、今回で12回目(うち会員生協外は6回目)の研修支援となりました。

SDGs「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)は、「誰一人取り残さない」が理念。17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)からなる、2030年までの達成をめざす国連の開発目標です。貧困・飢餓・気候変動など人類・地球全体が直面する深刻な問題を解決し、「持続可能」な世界を実現するために、市民や行政、企業等世界中のすべての人が一丸となって、関わり取り組んでいくものです。

誰一人取り残さないためには、私たち一人ひとりにとっても他人事にしてはなりません。

 

日時 2019年9月10日(火) 11時~13時
会場 神奈川県生協連 会議室
主催 企業組合ワーカーズコープ・キュービック(平尾弘子理事長)
テーマ SDGsと協同組合 ~私たちの活動に引き寄せて~
講師 石田 昌美 神奈川県生協連 統括マネージャー
参加者 21名(企組)ワーカーズコープ・キュービック、神奈川県生協連