神奈川まるごと健康づくり・健康チェック、慶應義塾大学で開催

2019年12月13日

健康はすべての人の願い。神奈川の生協では、力を合わせて健康づくりを「神奈川まるごと健康づくり」として推進しています。

慶應義塾生協の健康づくり企画「KKフェスタ~年越し前に一度自分の体を見つめ直してみよう!~」に協力して、日吉キャンパス内の生協食堂で、初めてとなる健康チェックを行いました。

学生時代は自分の健康を過信して、暴飲暴食、喫煙、夜更かしなどの生活を送り、定期健診もおろそかにする傾向にあります。しかし、それは体の中で生活習慣病やがんの芽を育てているようなものです。

節約してしまいがちなのが日々の食費です。食事がカップ麺や菓子パンのみという方も多いです。食費の節約や忙しさ、ダイエットを理由に食事回数を減らす人も見掛けます。朝食を食べない、夕食を深夜に食べるなどの不規則な食事スタイルは、自律神経の機能低下や免疫力低下などにつながります。そして短期的には朝起きられない、集中力の低下、疲れやすいといった症状を起こし、日常生活に支障を来します。長期的には生活習慣病(予備軍)になるほか、血糖値の上昇や肝機能の低下、痛風になる可能性も高くなります。目先の食費を抑えることで、自分の将来の健康を損なっているのです。

食費は「近い将来の健康」に対する“投資”です。人生100歳時代とも言われる長い人生を健康に暮らしていくための土台をつくる大切なこの時期。健康的な生活習慣を作るときです。「人生100年 筋量増やして健康寿命」とは、今年の全国糖尿病週間(11月11日~17日)の標語でした。

大学生協は、学生・教職員の健康な大学生活を支えているのだなと実感できる取り組みでした。

この取り組みは、日本コープ共済連の助成を受けて実施しています。

日時 2019年12月12日(木)11時~14時
会場 慶応義塾大学 日吉キャンパス 横浜市港北区日吉4-1-1
主催 慶応義塾生協(小浦有里専務理事)
協力 神奈川県生協連

健康チェックの参加者:68名

測定者:13名(慶應義塾大学生協、ユーコープ、神奈川県生協連)

測定項目:体重、BMI、体脂肪率、筋肉量、体内水分量、基礎代謝、血圧、ストレス・リラックス度、血管年齢、握力、足指力、呼気力

測定使用器具:血圧計、ストレス計、体組成計、握力計、足指力計、呼気圧計








 

◎健康づくり支援企画の背景(共有する生協の使命と価値)

  • 予測の困難な数十年後の未来について確実に予測できるのが、超高齢・少子・人口減少・単身社会の到来です。この社会においては元気な高齢者が地域のくらしの担い手となっていきます。また、生協組合員や共済加入者においても今後ますますの高齢化が予想されます。
  • この情勢の変化から、組合員・加入者の健康づくりに取り組み、健康寿命を延ばしていくことは、ふだんのくらしを豊かにする生協・共済の社会的使命であり、大きな事業課題といえます。
  • 「健康」は「安全・安心」と並び、生協グループが大切にしていきたい価値のひとつです。共済事業だけでなく購買事業や組合員活動、福祉事業や医療生協等とも協同しながら、さらには他団体や行政とも協力しながら、生協グループは健康づくりによっても地域社会に貢献していきます。