2020年核不拡散条約(NPT)再検討会議にあわせたニューヨーク行動代表団派遣 の中止について(神奈川県原爆被災者の会)

2020年03月20日

2020年核不拡散条約(NPT)再検討会議(NPT再検討会議)にあわせたニューヨーク行動に向けて、ヒバクシャ国際署名へのご協力、核兵器禁止条約の署名・批准に向けた働きかけ、そして代表団の派遣に向けた多大なるご支援に心より感謝申し上げます。

新型コロナウイルスの蔓延の事態を受けて、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)は3月16日、代表団の派遣中止を決めました。

神奈川県原爆被災者の会も同日、支援者あてに「新型コロナウイルスの感染拡大による核拡散防止条約(NPT)再検討会議の延期状況を受けて」と題する丸山進会長の声明を発出しました。

NPT再検討会議の延期は大変残念ですが、会議が1年延期なら、生まれた1年間を使ってもっと多くの市民に非人道殺戮兵器である原爆の「悪」を伝え、日本政府に、世界に、「核兵器をなくそう」と呼び掛けていきましょう。
今年中に核兵器禁止条約が発効しますように。
この新型コロナウイルスの問題が早く終息することを心から願っています。

◎核不拡散条約(NPT)再検討会議

核不拡散条約は、核兵器保有国の増加を防ぐ一方で、核兵器保有国に対しては、核軍縮のための誠実な交渉を義務付けてます。
今年の3月5日で発効から50年を迎えました。
再検討会議は、核軍縮や核不拡散などNPTの運用状況を点検するために5年に一度開催するもの。
今回は4月27日〜5月22日に予定され、世界中から約190カ国・地域の代表団やNGO関係者に加え、広島・長崎の被爆者も参加を計画していました。

 


2020年3月16日
支援者の皆さまへ

〒221-0822
横浜市神奈川区西神奈川1-8-13 山崎ビル2-A
神奈川県原爆被災者の会会長  丸山 進

新型コロナウイルスの感染拡大による
核拡散防止条約(NPT)再検討会議の延期状況を受けて

いつも温かいご支援を寄せて頂きありがとうございます。またNPT再検討会議のニューヨーク行動には、様々なご配慮をして頂いておりますことに心より感謝申し上げます。

さて、新型コロナウイルス感染が日本はじめ、全世界に拡大し社会面、経済面ほかあらゆる面で大きな影響が出ています。

国連では複数の大規模な会議が延期され、この3月16日以降に予定されていた国連主催の各種企画はすべて中止となり、職員の半数は在宅勤務に切り替えていると報道がされております。
NPT再検討会議も2021年へ延期が協議されているといいます。

NPTはこの3月5日で発効から50年を迎え、今年は広島・長崎への原爆投下から75年です。NPTの延期は誠に無念で、残念です。
私達被爆者は長年絶えることなく核兵器の全廃を訴えてまいりました。

今回のニューヨーク行動は2017年に採択された「核兵器禁止条約」の推進、成立を世界に向けて訴える絶好の機会であり、今年中に50か国の批准を得て、発効することが目標でした。被爆者の高齢化を考えると今回のNPTニューヨーク行動はおそらく最後であろうと思っています。

現時点では所属する日本被団協の対応は決定いたしておりませんが、報道にあるようにNPT会議が1年延期して開催ということであれば、再びチャンスがあるわけですので、神奈川県原爆被災者の会は日本被団協とともに参加し世界に向けて「核兵器禁止条約」成立と「核兵器の全廃」を訴えたいと思います。

この新型コロナウイルスの感染拡大は皆様方にも大きな影響があると推測します。対応には大変な努力をされていると思います。一日も早く終息することを願っています。

皆様のご健勝と引き続きのご支援よろしくお願いいたします。

 

下記は2020 年 NPT 再検討会議にあわせた 日本被団協 NY 行動代表団派遣中止について(日本被団協)

Download (PDF, 155KB)