かながわスマートエネルギー計画に関する学習会

2020年10月15日

安心で安全なエネルギーの安定供給を受けることは、多くの組合員の願いです。私たちは東京電力福島第一原発の大事故以降、原子力エネルギーに頼らない社会の実現を目指し、2012年8月に条例制定連絡会を立ち上げ、神奈川県における省エネルギー・再生可能エネルギーを推進する条例の制定を求める取り組みをすすめました。団体署名1075筆、個人署名23万筆超が寄せられた県民の願いと協同組合の連携した取り組みは、2014年4月施行の「神奈川県再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例」制定の大きな原動力となりました。条例制定に向けて共に取り組んできた構成団体「かながわ省エネ・再エネネット連絡会」は本年6月の総会をもって開催しましたが、「かながわスマートエネルギー計画」の進捗に関心を持ち続ける取り組みは県生協連が引継ぎ、学習会を開催しました。

日時 2020年10月12日(月)15時00分~16時40分
形式 オンライン学習会
参加 10団体25名

 

内容:

主催者挨拶: 庭野 文雄 神奈川県生協連 代表理事専務

講演:「世界の再生可能エネルギーの状況」

講師 大林 ミカさん 公益財団法人 自然エネルギー財団事業局長

講演:「かながわスマートエネルギー計画の進捗と課題」

講師 武川 晴俊さん 神奈川県産業労働局産業部エネルギー課 課長

 

[よかったの声一部紹介]

  • 世界的な動向をふまえ、日本でも再エネ促進ののびしろがまだ高いことを再認識できました。
  • 韓国のことははじめて聞きました。
  • 短い時間でのお話しでしたが、神奈川県の取り組みと課題についてよく分かりました。広報などを拝見していましたが、県民のみなさんにも分かりやすく伝える工夫がされていると感じました。今後は具体的に利用されている方の事例や企業の事例などを聞いてみたいと思いました。
  • 自治体としてここまで積極的・意欲的に進められていることは大変驚きでした。
かながわスマートエネルギー計画とは?

2013年7月に可決された「神奈川県再生可能エネルギーの導入等の促進に関する条例」を受けて、2014年4月に策定されました。この計画を推進するため、太陽光をはじめとする再生可能エネルギー等の導入加速化、水素エネルギーの導入拡大及び省エネルギーの促進とスマートコミュニティの形成に取り組み、地域において自立的なエネルギーの需給調整を図る分散型エネルギーシステムの構築を目指しています。