神奈川まるごと健康づくり 健康づくりリーダーフォローアップ研修・交流会実施

2020年12月17日

「健康」はすべて人の願いです。また健康は安全・安心と並ぶ生協の価値です。神奈川の生協では、力を合わせて健康づくりを「神奈川まるごと健康づくり」として推進しています。健康づくりを地域や組織で推進し定着をさせていくには、人づくり=健康づくりのリーダー養成が不可欠です。
健康づくりリーダーは、市民が社会とのつながりを活かし、生涯にわたって健やかで生き活きと暮らすことのできる健康長寿社会の実現をめざす、健康づくりボランティアです。健康づくりリーダーとして活動するためには、基本的な知識やスキルを幅広く学び、コミュニケーション力を高め、実践を積む中で、対応する引出しを増やすことが大切です。活動は、地域や組織の自主勉強会、イベント企画、健康チェックなどを通じて、健康情報の収集や普及啓発を、組織の枠も越えて幅広く行っていきます。

県生協連の健康づくりリーダー養成講座は、2017年度から開始して以来17回行い、379名の方が参加・修了されています。この2月以降、コロナ禍のため様々な活動が自粛・縮小となっていますが、逆に普段からの健康づくりや免疫力維持・向上について、関心が高まっています。

3回目の企画となる健康づくりリーダー養成講座の修了者の交流会とフォローアップ研修は、福祉クラブ生協の健康づくりリーダー養成講座終了者(健康チェックサポーターと呼称)を対象に、川崎医療生協の協力を得て、コロナ対策のためZoomによるオンライン参加と2つの会場への参加という初めての形で行いました。福祉クラブ生協では、10月から12月を健康づくり月間として、「元気に老いる」ことを目的に健康チェックを行っており、健康管理とともに交流を行っています。

日時 2020年12月16日(水)13時30分~15時30分
参加形態 Zoomによるオンライン参加と会場参加
会場 福祉クラブ生協 きらり港北、藤沢センター
参加者 31名(福祉クラブ生協、県生協連)

内容:

フォローアップ研修
「気軽にできる筋力アップ」“健康寿命”を延ばすために

講師:
川崎医療生協 運動トレーナー 小松 厚志さん

講話:「気軽にできる筋力アップ」“健康寿命”を延ばすために
「高齢化」社会へ向けた取り組み/適度な運動(身体活動)の実践「健康関連体力」の維持・向上/コロナ禍の「運動(身体活動)」“2つの課題”/コロナ禍の「運動(身体活動)」“3つのポイント”/筋肉の種類/運動(身体活動)の具体的な「10」の効果/運動(身体活動)を「実践・継続」するために

実技:
準備運動 入口/主運動筋力アップ(筋トレ)運動/整理運動 出口

交流会:

講師:
神奈川県生協連 統括マネージャー 石田 昌美

講話:
コロナ禍でのつながり(コロナ禍で必要なこと)/コロナに負けずもっとつながる/健康長寿のための12カ条と3つの重要な基本項目/フレイルとは/握力/足指力