2020年度第1回監事研修会報告

2021年02月22日

生協がこれからも社会的責任を果たし消費者や地域社会の期待に応えるためには、研鑽を積み重ねることが必要です。監事研修会は、監査機関である監事の理事会に対する牽制機能を強化すること等により、組合内部における効率的で健全な法人経営を可能とするシステム(ガバナンス)を強化する一助として、神奈川県生協連では毎年、県生協連会員外にも広く呼び掛けて開催をしています。

今年度は前年度の第4四半期から続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大のため、生協の事業や運動も大きな影響を受けており、運営上の様々な試行錯誤が重ねられています。生協ガバナンスの一翼を担う監事の皆さまもこれまでにない経験もされ、生協の事業運営についての問題意識も膨らんでいます。今回は生活クラブ生協並びに日本生協連の土屋さんと相談して、生活クラブグループの監事さん向けに新しいやり方で企画し、コロナ禍での監査活動について交流もできました。テレビ会議方式を利用した会議については、主催者側が民主的な会議をどう担保しているかを確認する必要もあるとして、実際にリアルな会場に参加をして確認を行ったりもしています。
非会員を含めての監事研修会は、3月10日に予定しています。

日 時:2021年2月18日(水) 14時00分~15時00分

開催方法
リモート開催(事前にYouTubeを使った学習講演の視聴及び研修会資料を読んだ上で、質問事項や意見交換したいことをまとめておき、当日オンラインで講師と質疑及び意見交換を行い深める)
参加者:20名
研修テーマ
「会計監査・期末監査と監査報告作成のポイント」
講 師:土屋 良一さん 日本生協連 総合マネジメント本部 法務部
内 容:(1) 指導検査における指摘事項について 他
(2)会計監査・期末監査と監査報告作成のポイント次 第:司会:石田 昌美 県生協連統括マネージャー
質疑応答と意見交換
  • 監事の独立性について
  • コロナ渦での現場監査について