医療福祉生協連神奈川エリア方針討論集会を開催

日本医療福祉生協連（髙橋淳会長）は、2020年度のまとめと2021年度重点課題案の共有と深化のために、神奈川エリア方針討論集会を開催しました。今回は初めてのグループ討議も含めてWeb会議方式で行いました。

この1年間は新型コロナウイルス感染症との闘いの日々でした。事業と活動は大きな打撃を受けて、まだまだ回復には至ってはいませんが、たくさんの大切な教訓を得ることもできました。コロナ禍は私たちに精神・身体・社会・経済的な影響を与え、⽣命・⽣活の質はあきらかに低下してしまいました。今回の、「一人だけどひとりぼっちじゃない」と、⼤切な⾃分と仲間を守るために、「コロナに感染しない・感染させない」を踏まえつつ、創意工夫しながら新しい活動スタイルを生み出すことを提起した医療生協さいたまの報告は、大変参考になりました。

2021年度の重点課題の柱は、「健康づくり・まちづくり」「事業・経営」「ともに学ぶ・人づくり」「平和で公正な社会づくり」です。終息は未だ見通せませんが、この方針討論集会は改めて医療福祉生協の役割を深める機会となりました。

名称	医療福祉生協連 2020 年度関東甲信越ブロック 神奈川エリア方針討論集会
開催日時	2021年2月15日（月）13時00分～15時50分
開催方法	Web会議（ZOOM使用）
参加者	67名（医療生協かながわ、神奈川みなみ医療生協、神奈川北央医療生協、福祉クラブ生協、川崎医療生協、医療福祉生協連、神奈川県生協連）

概要：

司会：
高橋　勇美　医療生協かながわ専務理事

開会あいさつ：
木下　隆成　川崎医療生協専務理事

基調報告：
「全国の医療福祉生協2020年度活動のふりかえりと2021年度の重点課題（案）」　　片山　忍　日本医療福祉生協連　代表理事専務理事

生協報告：
「ウィズコロナで今こそ地域に役立つ生協へ」
丸山　久美子　医療生協さいたま 常務理事

グループ討議：
① コロナ禍で生じた苦難と、事業や組合員活動の課題。コロナ禍を乗り切るための工夫、そこから明らかになった教訓。2021 年度にとりくむべき重点課題。
② 2021 年度全国の医療福祉生協の中心テーマと重点課題（案）についての意見

閉会あいさつ：
水谷　清一　神奈川北央医療生協専務理事

資料：

• リーフレット「全国の医療福祉生協2020年度活動のふりかえりと2021年度重点課題（案）」
• 基調報告等資料