[神奈川県生協連] 日本医療福祉生活協同組合連合会 第9回通常総会」開催報告 ~提案の全議案を採択し終了~

2019年07月04日

医療福祉生協連は、第9回通常総会を、2019年6月7日、ホテルイースト21東京において、会員生協の代議員202名(実出席155名・委任出席8名・書面議決39名)と傍聴者(含む役員・事務局など)60名の合計262名の参加のもとで開催しました。

神奈川県生協連の会員では、川崎医療生協、神奈川北央医療生協、医療生協かながわ、神奈川みなみ医療生協、福祉クラブ生協の皆さまが、医療福祉生協連の会員です。

総会では、2018年度事業報告・決算、2019年度事業計画・予算、役員選任、役員報酬決定など理事会から提案した5議案を討議し、全体討論のあと、すべての議案を採択、総会アピールを拍手で確認し、総会を終了しました。

総会終了後、新任役員を紹介し、退任された役員に感謝状と記念品を贈呈しました。

来賓として、以下の4名の方にお越しいただき、ご祝辞を賜りました。

厚生労働省社会・援護局 地域福祉課 消費生活協同組合業務室 室長 田仲 教泰 様

公益社団法人 日本歯科医師会 理事 蓮池 芳浩 様

公益社団法人 日本薬剤師会 会長 山本 信夫 様

日本生活協同組合連合会 代表理事会長 本田 英一 様

また、自由民主党・公明党をはじめ多くの政党、医療・福祉団体、生活協同組合等からメッセージや祝電をいただきました。

議案提案後の全体討論では、15名の代議員から発言がありました。

「医療福祉生協の地域包括ケア」実現のための人づくり・居場所づくり等の活動、「医療福祉生協の健康づくり活動」の質を高めながら自治体等と連携してとりくむ「フレイル予防によるまちづくり」、持続可能な開発目標(SDGs)の「誰一人取り残されない社会」をめざした学習会のとりくみなど、幅広いテーマで活発な議論が行われました。

 

<議案内容>

第1号議案 全国の医療福祉生協2018年度活動のふりかえりと2019年度の重点課題承認の件

第2号議案 2018年度事業報告書及び決算関係書類承認の件

第3号議案 2019年度事業計画及び予算決定の件

第4号議案 役員選任の件

第5号議案 役員報酬決定の件

 

 

医療福祉生協の理念

健康をつくる。平和をつくる。いのち輝く社会をつくる。
そのために
地域まるごと健康づくりをすすめます。
地域住民と医療や福祉の専門家が協同します。
多くのひとびとの参加で、地域に協同の“わ”をひろげます。

私たち医療福祉生協は、日本医療福祉生活協同組合連合会の設立趣意書をもとに、憲法25条(生存権)や9条(平和主義)、13条(幸福追求権)が活きる社会の実現をめざします。

私たちの使命は、地域まるごと健康づくりをすすめることです。

○私たちは、医療や福祉の事業、健康づくりやまちづくりの運動を通じて、平和や社会保障の充実を求める運動や環境へのとりくみをまちぐるみで総合的に進めます。

私たちは、地域住民と医療や福祉の専門家が協同する組織です。

○私たちの組織の最大の特徴は、ともに組合員として生協を担う地域住民と医療や福祉を担う専門職がそれぞれ主体者として協力しあうことにあります。その優位性を事業と運動の全ての場面で活かすことを大切にします。

私たちは、多くのひとびとの参加で、地域に協同の“わ”をひろげます。

○私たちは、ICA原則にある「コミュニティへの関与」をもとに、地域の中に協同の“わ”を広げることを重視し、国際連帯の活動にとりくみます。

2013年6月7日
日本医療福祉生活協同組合連合会
第3回通常総会にて確定

 

医療福祉生協のいのちの章典

はじめに

日本生活協同組合連合会医療部会は「医療生協の患者の権利章典」「医療生協の介護」を策定し、事業と運動の質を高めてきました。

これらの活動を引きつぎ、2010年日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)が発足しました。

医療福祉生協は、いのちとくらしを守り健康をはぐくむ事業と運動を大きく広げるため、これらの成果を踏まえ、医療福祉生協連の設立趣意書の内容を基本にして 「医療福祉生協のいのちの章典」(いのちの章典)を策定します。

「いのちの章典」は、憲法をもとに人権が尊重される社会と社会保障の充実をめざす、私たちの権利と責任を明らかにしたものです。

 

医療福祉生協とは

医療福祉生協は、地域のひとびとが、それぞれの健康と生活にかかわる問題を持ちよる消費生活協同組合法にもとづく自治的組織です。医療機関・介護事業所などを所有・運営し、ともに組合員として生協を担う住民と職員の協同によって、問題を解決するための事業と運動を行います。

 

医療福祉生協が大切にする価値と健康観

私たちは、近代市民社会の大原則であり、日本国憲法の基本理念である主権在民の立場にたちます。

私たちは、憲法13条の幸福追求権や9条の平和主義、25条の生存権を実現するため、主権在民の健康分野の具体化である健康の自己主権を確立します。

私たちが大切にする健康観は「昨日よりも今日が、さらに明日がより一層意欲的に生きられる。そうしたことを可能にするため、自分を変え、社会に働きかける。みんなが協力しあって楽しく明るく積極的に生きる」というものです。

私たちは、この価値と健康観にもとづき、医療・介護・健康づくりの事業と運動をすすめ、地域まるごと健康づくりをめざします。

いのちとくらしを守り健康をはぐくむための権利と責任

ともに組合員として生協を担う私たち地域住民と職員には、いのちとくらしを守り健康をはぐくむために、以下の権利と責任があります。

<自己決定に関する権利>

私たちは、知る権利、学習権をもとに自己決定を行います。

<自己情報コントロールに関する権利>

私たちは、個人情報が保護されると同時に、本人の同意のもとに適切に利用することができるようにします。

<安全・安心な医療・介護に関する権利>

私たちは、安全・安心を最優先にし、そのための配慮やしくみづくりを行います。

<アクセスに関する権利>

私たちは、必要な時に十分な医療・介護のサービスを受けられるように社会保障制度を改善し、健康にくらすことのできるまちづくりを行います。

<参加と協同>

私たちは、主体的にいのちとくらしを守り健康をはぐくむ活動に参加し、協同を強めてこれらの権利を発展させます。

2013年6月7日
日本医療福祉生活協同組合連合会
第3回通常総会にて確定