医療部会 (専務会議)報告

2023年度 第4回神奈川県生協連医療部会(専務会議)

報告主旨

会議報告

  1. 2024年2月28日(水)、第4回神奈川エリア専務会議(神奈川県生協連2023年度第4回医療部会)をハイブリッド開催し、5生協の専務理事4名が参加しました。 
  2. 神奈川県生協連および医療福祉生協連の活動報告や研修会予定を共有しました。 
  3. 各生協から提出された2023年12月累計の経営・組織活動概況報告をもとに、事業・経営・組合員活動の状況について交流しました。 
  4. 方針討論集会のふりかえりを行いました。 
  5. 次回会議は、2024年4月26日で開催します。実開催を基本としたハイブリッド開催の予定です。
機関会議への上申事項
なし

報告内容

日時 2024年2月28日(水)15:00~17:00
開催方法 ハイブリッド開催(ホスト:神奈川県生協連事務所会議室)
出席 高橋 勇美(医療生協かながわ)、水谷 清一(神奈川北央医療生協)、星野 俊平(川崎医療生協)、児玉 英憲(福祉クラブ生協)
神奈川県生協連:田中 知巳(専務理事)、相田 祐二(事務局次長)
医療福祉生協連:平田 菜実
欠席 秋田 直樹(神奈川みなみ医療生協)

議事の概要

(1)【報告事項】

①神奈川県生協連報告

a.  2025年度予算に向けた県政要望(一次案)

b. 平和関連の取り組み報告

c. 神奈川まるごと健康づくり 2024年度の活動のすすめ方

②医療福祉生協連報告

a.各種研修会・会議のご案内

③生協報告(経営状況ならびに4課題状況は別紙)

〇医療生協かながわ

  • 12月までの経常剰余は898万円で計画には約3,000万円下回った。
  • 医療事業収益、福祉事業収益は予算、前年実績とも上回った。
  • 組合員加入は計画には届かなったが、前年実績より24件増加した。
  • 担い手づくりは、67人、(前年は102人)計画の200人には届かず、新たな担い手づくりが課題。

〇川崎医療生協

  • 経常利益は▲4.6億円、予算差▲2.4億円、償却前利益▲2.5億円、コロナ補助金を含めても経常利益▲1.86億円。
  • 事業収益はほぼ予算通りだが、費用面は手術増による材料費増1.2億円の他、コロナ対応手当の支出、坂戸土地購入、寮購入等の大型投資による仕入費用増で臨時費用を2億円超過した。
  • 班会開催は、前年比+53回、班会への延べ参加者数は前年比+121人となった。
  • 班会や企画に新たな参加者が一定数参加し担い手も生まれている。一方、加入増資にはつながっていない。

○神奈川北央医療生協

  •  事業収益は計画通りだが、事業費用が計画を1,000万円ほど超えている。
  • 組合員脱退の件数が増えている。高齢化による死亡脱退が多い。
  • 活動が生協内でのとりくみにとどまっている。
  • さがみ生協病院を2024年4月から有床診療所(15床)へ転換する。名称は「さがみ生協眼科・内科」。何科があるか分かるように名前に診療科を入れた。
  • 2月23日、東京都健康長寿医療センター研究所の鈴木宏幸氏を講師に活動交流集会を実開催し96名の参加となった。
  • 3月30日~31日、非常勤医師、常勤医師も参加し4年ぶりに福島バスツアーを開催予定。

〇神奈川みなみ医療生協

  • 12月経常利益は▲79万円、予算差▲304万円と厳しい結果となった。
  • 事業収益は予算差▲662万円と大幅未達、事業費用は▲244万円と予算内だが収益の予算差が大きく赤字となった。
  • 医療事業収益は予算差▲380万円と大幅未達。延べ患者数は3診療所全体で計画比98.9%と未達。外来患者数は計画比100.1%と超過したが訪問診療患者数は計画比84.8%と大幅に下回った。
  • 組合員加入実績は246人、脱退は478人(前年末脱退予告含む)で▲232人の純減。
  • 出資金増資は1,475万円、減資は2,802万円(前年末脱退予告含む)で▲1,328万円と純減。「さいごまでやりきろう月間」方針で、すべての事業所が加入・増資年間目標達成を目指している。
  • 1/22、24日、ファイブ・コグ体験会(脳の健康チェック)を実施し約20名の参加となった。参加者からは「定期的に開催してほしい」「解説がわかりやすく楽しかった」「体操教室をまた再開してほしい」など好意的な感想が寄せられた。
  • 2/22、3回目の訪問行動を実施し組合員と職員14名が参加し3月に三浦診療所で開催する健康講和の宣伝と健康診断の案内を行った。

〇福祉クラブ生協

  • 12月累計の共同購入事業は計画比97.1%で未達。物価高により一人当たり利用は高まるも利用人数の減少が課題。
  • 福祉事業では移動サービスのみ前年から伸長。計画達成の事業はなかったが定期巡回・随時対応型訪問介護看護の利用登録は4人(前月3人)で70万円の事業高実績となった。
  • 横浜市都築区商業施設寧で大試食会を開催した。6件の組合員加入につながった。
  • 試食会やお祭り、生産者交流会等での組合員加入実績は高めることができているが、平時の活動からの加入は減少している。
  • 次代を担うメンバー育成について、各W.Coよりメンバーの高齢化に伴い毎年のようにW.Co理事の世代交代が課題となっている。
  • 現在40台以下のメンバーについて各W.Coから参加の呼びかけを進めている。

(2)【協議確認事項】

①神奈川エリア方針討論集会のふりかえりを行った。以下の意見が出された。

  • 会場入り口の場所がわかりづらかった。
  • 集合開催が久しぶりだったのでよかった。
  • 司会は事前にお知らせがあったほうが事前の準備ができた。
  • グループ討議でたくさんのヒントをもらえてよかった。
  • グループ討議のテーマ①「2023年度全国の医療福祉生協の重点課題のふりかえり」で、組合員活動がなかなか進まず、組合員の高齢化や担い手不足など課題ばかりでグループ討議の空気が重かった。テーマ設定の検討が必要。

 

次回会議日程

2024年4月26日で開催します。会場:神奈川県生協連事務所会議室

実開催を基本としたハイブリッド開催

 

以上