2023年1月 定例幹事会報告

日時 2023年1月12日(木)13時00分~15時40分
会場 神奈川県生協連会議室・zoomを使用したオンラインの併用
出席 天野武(神奈川県建設労働組合連合会)、和久晴雄(神奈川公団住宅自治会協議会)、齋藤静子(環境保全型農業を推進するネットワーク)、清水眞利(神奈川県母親大会連絡会)、清水百合子(横浜市消費者団体連絡会)、木村郁子(さがみはら消費者の会)、家子 寿(建設労オブザーバー)
庭野文雄、佐々木陽子(事務局)
オンライン
出席
荒川美作保・渡邉敬弓(神奈川県生活協同組合連合会)、有田芳子・柿本章子(途中退席)・山崎初美(コンシューマーズかながわ)
欠席 三井敦子・伊藤淑子(神奈川県建設労働組合連合会)、大森規男(神奈川公団住宅自治会協議会)、野元摩里(新日本婦人の会神奈川県本部)、照井携子(神奈川県母親大会連絡会)、松﨑嘉子・多賀谷登志子(横浜市消費者団体連絡会)

□司会:横浜市消費者団体連絡会 清水さん

 

1. 学習会

テーマ:
「なぜジェンダー平等が進まないのか~性差別・性暴力のない社会へ~」

講師:

太田 啓子さん(湘南合同法律事務所)

今回は神奈川県消団連公開学習会として開催(一般参加申し込み含め15名)。多くのメディアで紹介されている著書「これからの男の子たちへ「男らしさ」から自由になるためのレッスン」を書かれた湘南合同法律事務所の太田啓子弁護士をお招きしての学習会。弁護士としての経験からみた日本の性差別構造、また一方で2人の男の子の子育ての中で感じている問題などについてお話を伺った。日本におけるジェンダーギャップ指数は「教育」「健康」の分野は高いが、「経済」「政治」への参画については圧倒的に低い。いまだに固定的性別役割分業の意識も低いため、世界的に見ても日本の性差別解消の歩みの遅さがある。また家庭環境で「男らしさ・女らしさ」といった「らしさ」を意識しないようにしていても、子ども自身が社会環境からジェンダーバイアスの影響を受けてくるという。男女だけでなく、あらゆる差別問題については自分がマジョリティ側であるときほど、その問題が見えづらいことの自覚が必要であり、また、子どものころからのジェンダー教育が大切さである。参加者から「女性管理職登用への打診の際、女性側が拒否をするのは?」の質問に対して、太田先生は「どの組織でも抱えている問題。女性管理職のロールモデルがないことも原因の一つ。ダイバーシティが組織として必要」と述べられた。

 

2. 2022年12月幹事会報告

議事録の内容を文書にて確認した。

3.協議・報告事項

(1)学習会の感想・振り返り
学習会の主な感想

  • 「男らしさ」「女らしさ」という言葉は以前より抵抗があり、普段でも子どもたちに対しては男女関係なく対応をしていたので「らしさ」は必要ないと感じた。
  • 母親からの教えで子どもには「くん」づけではなく「さん」づけで名前を呼んでいた。
    「らしさ」ではなく、自分の意見を言える子ども、人間としての成長が大切と実感した。
  • 家族制度の中で育ち、女性に対することについては今の時代にはそぐわない教育を受けてきた。今、建設業の中でどう理解してもらえるかが問題。産業としての歴史的問題を紐解きながら考えていかなければならないと思った。
  • とても考えさせられる内容だった。差別の意識はなかったが、社会的影響がしみ込んでいたのだと感じた。自らの行動を振り返らなければならないと思った。
  • 「男の子のほうが変わりなさい!」やっとそういう時代になったのかと感じた。
  • 女性の方がかなり努力をしなければならない土俵が日本にはある。スタートラインから違うという事も考えなければならない。子どものころから「男女平等」と思っていたが、いまだに変わらない。今日の話はとてもよかった。
  • いまだに男女同等の能力があった場合、男性の方が登用されてしまう現状がある。
  • 「男の子ってバカだよね~」といっていたことを反省。

(2)次回以降の学習会について
庭野事務局長より次回以降の学習会について、2月の学習会について①食品衛生監視指導計画の学習会を予定。併せて「新たな食べものフードテックを考える」をテーマに日本消費者連盟顧問の天笠啓祐さんをお呼びして学習会を開催することを報告した。
3、4月の学習会、5月の全体会については、現時点でいくつかの案があることで確認した。

(3)「2023年消費者のつどい」第5回実行委員会が午前中開催したことをうけ、荒川実行委員長より開催に向けての進捗状況を報告した。

(4)川崎市地球温暖化対策の推進に関する条例の改正に向けた重要施策の考え方(案)について、県消団連より意見書を提出したことを庭野事務局長より報告した。

(5)特定商取引に関する法律施行令及び預託等取引に対して、県消団連より意見書を提出したことを庭野事務局長より報告した。

(6)「GX実現に向けた基本方針」に対して、県消団連より意見書を提出したことを庭野事務局長より報告した。

(7)「安保3文書」の閣議決定の抗議し、撤回を求める意見書を神奈川県連より提出したことを庭野事務局長より報告した。また、主婦連、日本消費者連盟が閣議決定に対する共同声明を出すことへの呼びかけに対し、神奈川県消団連も名を連ねることで確認した。
和久幹事より「戦争のない外交に重点を置くべき」という意見が出され、併せて追記することで確認した。

(8)ステルスマーケティングに関する検討会報告書(案)に関する意見書が全国消団連から提出されたことを庭野事務局長より報告した。

(9)景品表示法検討会報告書 骨子(案)に関する意見書が全国消団連から提出されたことを庭野事務局長より報告した。

(10)神奈川県介護保険審査会保険給付等審査部会報告について、有田幹事より3月ごろに改めて報告をすることで確認した。

(11)令和4年度「悪質な訪問販売撲滅!かながわ宣言」に係る意見交換会について、山崎幹事より報告した。

(12) 神奈川県環境審議会について、松﨑幹事より文書にて報告した。

(13)  かながわ食育推進県民会議パブコメについて。「第4次神奈川県食育推進計画(素案)に関する意見を提出するにあたり幹事より意見をいただいた。県消団連からの意見の中で、「子供の居場所づくと連携した食育の推進」について、子どもの居場所づくりを評価しつつ、高齢者に対する居場所についても検討してほしい旨を追記し、担当委員である荒川幹事より意見書を提出することで確認した。

(14)  「かながわ農業活性化指針改定素案」についての意見募集について、県消団連でも意見書を出す予定ではあるが、各団体で意見があれば指定の提出方法にて提出することで確認した。

 

4.各団体からの活動報告(今取り組んでいること)

(1)<環境保全型農業を推進するネットワークさん報告> 報告者:幹事 齋藤さん
地域における農地保全を目指し、拠点の青葉区に加え都築区、緑区で活動をしている。
設立に向けて2000年から準備を開始し2004年設立。ことで20年を迎えることとなった。
コロナ禍で活動が難しかったが、毎年4月に親子30組を募集し季節の収穫のお祭りを企画し、さらには冊子、料理のレシピ集などの作成にも取り組んでいる。

(2)その他
神奈川県建設労働組合連合会 家子さんより、建設労連が参加している「明るい神奈川県政をつくる会」は次年度の県知知事選挙に向けて、多くの意見を政策に反映したいため、各団体との意見交換の協力のお願いがあった。

5.お知らせ

以下について情報提供をした。

  • 神奈川県消費者のつどい開催案内
  • 全国消団連情報
  • 注意喚起情報
  • 有田さんから寄せられた映画上映

 

■次回:2023年2月9日(木)13時~15時30分(予定)

会場:神奈川県生協連会議室とオンラインのハイブリッド開催
司会  :神奈川県建設労働組合連合会さん
活動報告:コンシューマーズかながわさん

以上